おたく Back Again

声優・歌手などなどを推してるおたくです

6推し誕生

こんにちは、オタクです。久しぶりにアイドルのことを書いてみようかと思います。

5推しが登場したのが2019年の11月くらいなんですがそこから4年くらいずーっと通ってたんですよね。その間流行病のせいで4推しが東京にあまり遠征して来れなくなったり3推しが引退したり(その話はしないのか…?

5推しについてはここで区切りかな~という出来事がありつつ楽しいのでそのまま通っていたんですが、5推し(と推しでは無いけどちょっと見ておきたいグループがいくつか)を見に行ったちょい遠征先で結構ガツン!とやられまして…

はい、6推しの誕生です。このグループは流行病開始の1,2ヶ月前に結成されたというとても運の悪いというか…ライブアイドルはライブハウスでライブやって認知してもらう流れなのですがそのライブハウスが感染源としてやり玉にあがってしまいデビュー早々ライブ活動がほぼできない状態に…なんとか客を入れてライブができるようになったのがデビューから半年以上経過してからだったと思います(もちろん同時期にデビューしたアイドルも同じ状況ですし、ライブができないのはどこも一緒でした)。

2020年には名前は知ってるけどライブはまだ見たことがない、配信で音源は聴いたけど好みの音ではない、歌は上手いな、程度の知識でした。

その後も音源がリリースされる毎に一応聞いてみるけど特に刺さらずの状態が長く続き…(フォロワーさんで好きな人が何人かいて情報だけは入ってくる状態)

2022年にリリースされた曲がわりと好きな感じで(3推しグループ系統の音楽ジャンルだった)これはライブ見たいかもってことで他に見たいグループと被ったライブに行ってみたりもしました。後方から見ててメンバーの顔はよく見えないけどライブはいいね、でも初期曲はやっぱり好きじゃ無いね、という感じ。

2022のTIFを配信で見たときにすごいな!と思いまして。配信ライブってバックトラックとボーカルが分離してしまうことが多く(現場のミックスは気にするけど配信までは手が回らないのかと)ボーカルがやけにクッキリ聞こえてしまうので上手い下手がわかりやすくなってしまうんですね。でもこのグループはそれがなかった。むしろボーカルがしっかり聞こえることでより歌の上手さが際立ったという感じで。正直地下アイドルでは一番上手いなと思うレベルでした。全員がちゃんと歌えるのも珍しい。

この頃からちょっと気にして見るようにしようと思い見てはいたんですが推すというほどには至らず。まず前方に行けないのでメンバーのパフォーマンスが見えないんですよね…自分がライブアイドルに求めるものは楽曲・顔・パフォーマンスです。まず大前提として好きな曲がないと推せません。その上でお顔はやっぱり大事(笑)アイドルですからね。好きな顔があってほしい。そしてパフォーマンス。これは歌唱とダンスの組合せですね。これが揃ったときに推しになる。

このグループで見ると曲は好きな曲が見つかった。けど初期曲が好きじゃ無かったのもあって自分的にはさほど評価は高くなかったです。次にお顔ですがこれは2人好きな顔がいたんですね…推すならどっちかかな~と思っていたのですが…その後もう1人好きな顔を見つけて3人顔がいいなと(笑)そしてパフォーマンスはあまり見てないのでわからない状態。

そんな感じでフェスや対バンでいたら見る、程度の見方をしていたのですが去年の秋頃にちょい地方でちょいフェスがありまして。5推しグループと他に見たいグループがいくつかあって距離的にも日帰りできてそんなに遠くない(基本遠征行かないマン)。じゃあ行くかってことで行ったわけですが…

そこでこのグループも当然見たわけですが、初めて前方で見られたんですね。あ、前方席じゃないです。一般席の前方(笑)

この頃には好きな曲も結構増えてて通勤時に聞くプレイリストにも5,6曲入れてたくらいなのでそこら辺聞けたらいいな~くらいだったんですが…

「あ、この娘だ」

となりました。好きな顔3人のうちの1人、後から追加された子です(笑)とにかくパフォーマンスが凄かった…ダンスの滑らかさとメリハリの付け方、自分はよく習字のトメハネのような動きと思っているんですが、ダンスって動くところと止めるところをキッチリやると凄くかっこよくなるんです。あとはアイソレーション。これが自分の理想の動きそのものだった。それに表情。かわいいお顔からは笑顔を絶やさずニコニコパフォーマンスするタイプかと思ったら目で殺す!みたいな表情をすることも…これにはやられました。6推し誕生の瞬間です(笑)

その日は特典会に行かず、急遽行った次のライブではじめまして。その後もちょくちょく見に行きつつ1ヶ月後には本人に推しメン宣言してました(笑)

推しメンになると最初の1年くらいは割とガッツリ通う傾向にあるので、週1くらいで通うようになります。タイミング良く推しメンのお誕生日がすぐあったのですが、誕生日当日は大阪でライブがありなんと遠征まで…基本遠征しない自分が遠征してまで推しメンの誕生日を祝いたかったのです…(笑)

1月は遠征も含めて14本あったライブのうち11本行けましてこんなに通ってるのは久しぶりだな~ってのと通い始めはやっぱり楽しいんだよな~これからまた病むのか~と思うとちょっと…な気持ちと。というところで長くなったのでここで一旦終わりますがなんと翌月(2月)に入って最悪の展開を迎えます。それはまた次回に…

地下アイドルの撮可ライブで初心者におすすめのカメラ

どうも、オタクです。

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前回の記事の最後に「初心者の方におすすめするならどんなカメラ?というテーマで書こうと思います。」と書いていたので今回はアイドルのライブ撮影をするに当たって初心者におすすめのカメラを紹介したいと思います。

結論から言うと正直なんでもいいです。こう言ってしまうと元も子もないのですが、本当にそう思っています。以下説明しますね。

まずライブ撮影の初心者でカメラをこれから購入しようと考えているのなら最初はスマホでもいいです。とにかく撮影してみましょう。始めることが大事。

スマホでライブ写真を撮ってみるとおそらくブレブレでちゃんと撮れないか、撮れても拡大するとザラザラ・ガビガビの写真になるんじゃないかと思います。iPhoneXperiaだと割と綺麗に撮れるようですが。

どんな写真が撮れるのか、自分がどんな写真を撮りたいかを知ることが重要でまずは撮ってみないとわからないと思います。その上でもっと綺麗な写真を撮りたいとか、いやスマホ画質で十分だ、とか自分が写真に何を求めるかがわかるかと思います。

ちなみにご自身が通っている現場がスマホのみ撮可だった場合はiPhoneにしちゃうのが一番いいかなと思います。もしくは1インチセンサー搭載機種。ズームはなるべく使わずにできるだけステージの近くから撮るとベスト。今のスマホって3つくらいレンズ付いてると思うのですが、それぞれの標準距離(0.5、1、3倍とか)以外はデジタルズームになって画質が落ちます。

スマホの画質に満足できない方はデジカメを購入することになりますが、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)かミラーレス一眼のどちらかになるかなと思います。一眼レフは2023年現在では積極的に選ぶ理由はないかなと(ミラーレス一眼と一眼レフは別物です)。

コンデジとはこういうのです。世間的に「デジカメ」というとこういうのをイメージするかなと思います。

ちなみにこれは1インチセンサー搭載+光学ズームで200mmまで寄れるのでコンデジの中ではかなりいいと思います。その分お値段も結構お高めなのでこれ買うなら安い一眼という手もあるのですが…私はこれの初代機を4万程度で購入し1年ほど撮可に使っていました。

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こちらの記事でいろいろ書いてますのでよかったら。予算5万くらいまでだったらこういうコンデジでやってみるのがいいかなと思います。一眼と比べると制限が諸々ありますが逆にどういう設定にしたら綺麗な写真が撮れるかなど考えるようになるので勉強という意味でもいいかなと(もちろん最初から一眼でも勉強は出来ます)。

もうちょっと予算が出せるならいきなりミラーレス一眼でも全然大丈夫です。10万程度ならCanonのEOS Kissシリーズがレンズ付きで買えそうです。SONYだとα6400がレンズ付きで15万くらい、NikonだとZ50がダブルレンズで15万くらいですかね。最近の機種ならどれでもほぼ付いてるかなと思いますが、瞳AF(メーカーにより名称は異なります)機能があるものにしましょう。SONYは数年前の機種でもついてるんですがCanonNikonは古いものだとついてないかもしれません。地下アイドルの撮可現場で使うことを想定しているので当然被写体は人物(アイドル)ですよね?であれば瞳AFは必須です。以下の3機種はいずれもついているようです。

別にレンズ付きのセットじゃなくてボディだけ買ってもOKです。どうせセットのレンズはすぐに使わなくなるので…(レンズ沼といいます)

もっと予算出せる(50万とか100万とか)という方は各メーカーの一番高いカメラを買えばよいです。レンズはいろいろありますがF2.8通しのズームレンズを買っておけばとりあえず大丈夫。70-200mm/f2.8というレンズが各メーカー毎にあるのでこれを選んでおけばまず間違いないです。いわゆる地下アイドル現場ならほぼこれ1本で大丈夫というくらい汎用性の高いレンズです。レンズについてはまた別に記事にしますね。

で、買ったらとにかく撮る。撮らないとカメラやレンズの良い悪いもわからないので。設定もいろいろ試してみる。そうするとこういう場面でこういう設定だとうまく撮れる・撮れないがわかってきます。設定はある程度おすすめというか自分なりのやり方ができてきます。そこに辿り着くまではとにかく撮るしかないです。とはいえ初心者の状態でF値ISO感度シャッタースピードとか言われてもさっぱりですよね…

次回はカメラの設定について書いてみたいと思います。

プロカメラマンが初心者にフラグシップモデルをすすめるのは何故か

どうも、オタクです。

以前プロカメラマンの方が「初心者におすすめのカメラを聞かれたらフラグシップモデルと答える」と発言されていました。初心者なら初心者向けの安いカメラの方がいいんじゃないの?と思うかもしれません。発言の真意を探ってみましょう。

「初心者」がどの程度か、というのはありますが写真を撮るのはスマホのみ、もしくはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)のAUTOモードでなら撮ったことがある、くらいとしましょう。電源を入れてシャッターボタンを押したら写真が撮れる、というレベルの方が初心者向け一眼カメラを買ってプロと同レベルの写真が撮れるかといったら難しそうです。一方、フラグシップ機で同じように撮ったらプロと同レベルまではいかなくともそこそこの写真は撮れます。フラグシップ機のAUTOモードは優秀です。これが価格差。

もちろん撮影の場面にもよるのでたとえば私が主に撮影しているライブハウスなんかだとAUTOモードで撮影するには無理です。ISO感度F値シャッタースピード(SS)をある程度理解した上でマニュアルモードで適切な設定をした上で撮影しないとブレブレで真っ暗な写真が量産されます。各設定値の幅が広いのもフラグシップ機の特徴です。

測距点の数も価格差で全然違いますね。測距点は一言でいうなら「ピントを合わせられる場所の数」です。安いカメラはこの数が少なく、また画面の端っこ(角とか)には配置されていないことが多いです。高いカメラは測距点の数が多く密度も高い、フラグシップ機ともなればほぼ全画面にまんべんなく配置されています。

これが写りにどう影響するかというと撮りたい被写体が画面のどこにいるかでピントが合う合わないが変わってしまうということです。測距点のない場所にピントを合わせることはできないので測距点の少ない安いカメラはピントを合わせられる範囲が狭いということになります。一方フラグシップ機はほぼ全画面でピントを合わせられる。しかも測距点が多い=密度が高いということなのでより細かくピンポイントでピントがある。これは瞳AFなどを使うときに効果が分かりやすいです。

人物全身を写したい、その中で目にピントをしっかり合わせたいというときに測距点の密度が低いと目にピンポイントで合わせるのは難しいですが密度が高ければ目にしっかりピントが合います。こういうのをフォーカスポイントを使わずにAFにおまかせで撮れるというのは撮影が楽になり結果いい写真が撮れます。

AFの精度や速度もフラグシップ機の特徴です。発売時の最先端・最速の技術が導入されているので人間はとにかく楽を出来ます。個人的にはAFの性能が安いカメラと高いカメラで一番違うところなんじゃないかと思っています。

個人的な話ですが、2015年頃発売されたRX10m2のAFはRX100と比べればとても速く瞳AFもついていてとてもよいカメラだったのですがα9を使うようになってフラグシップ機の凄さを実感しました。どんな場面でも一瞬で被写体を捉える爆速AF、かなり遠い距離からでもしっかり瞳を捉える瞳AFはさすがフラグシップ機です。これは2017年当時のソニーの最上位機ですが(一応フラグシップ機という売り文句では無かったが)2023年現在でも全然通用する性能です。そう、フラグシップ機はその高性能さゆえに長く使うことができます。後続の最新型が発表されてもよほどの技術革新がなければさほど見劣りしません。まあ2023年現在だとAIAFを搭載した α7R5が最新最速AFかもしれませんが…

さて、ここまで書いてきたことは「撮れ高」視点の話でした。初心者がさほど知識や経験が無い状態でいい写真を撮るなら、という観点でフラグシップ機がいいですよと。でもよほどの富豪じゃ無ければ金に糸目を付けずフラグシップ機を購入、なんてできませんよね。そう、フラグシップ機は高いです。ボディはフラグシップ機でそれに見合うレンズも合わせたら100万からスタートって感じ。初心者が続くかどうかもわからない趣味にそこまで突っ込むのはなかなかハードルが高いですよね…

ということで次回は写真撮影の経験を多少積んだ自分が(上手くはない)初心者の方におすすめするならどんなカメラ?というテーマで書こうと思います。

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「推しのアイドルは一番の審査員」「推しのSNSはある意味フォトコン」

ここ2,3年くらいはリリイベ時期のみガッツリカメコをやってるオタクです、どうも。

撮可ライブやリリイベをやってるアイドルさんの中にはカメコが撮った写真をSNSに掲載してくれる方もいらっしゃいますね。ありがたいことです。カメコ冥利に尽きます。

自分が撮った写真もちょいちょい使って頂いてまして。初めて使ってもらったのは歌1推しだったかな…?リリイベで撮影した写真でその曲の最後にする決めポーズみたいなとこがたまたま撮れてて、それをSNSで「写真お借りしました」みたいなコメントを付けて使ってくれました。めっちゃくちゃ嬉しかったです。初めての経験。それまではただ写真を撮って自分のツイッターに載せて本人からいいねが来てそれで満足、みたいな感じだったんですけど。まさか本人のSNSに載せてもらえる・使ってもらえるとは…

いいねするのはおそらくエゴサとか通知見て写真が載ってれば機械的に押す、という形でやってたと思うんですよね。もしかしたらスタッフがやってたのかもしれない。でも自分のSNSに使うというのは写真を見てそれを良いと思わないと載せないじゃないですか。自分の写真を良いと思ってもらえている、さらに推しのプロモーションに使ってもらえてる、使う価値があると思ってもらえてる、という事実がとてつもなく嬉しいわけですよ。初めて使ってもらえたのは4,5年前ですが今も自分の写真を使ってもらえるのはとても嬉しいです。最高。

で、これはもう自分の心の汚さを露わにするんですけど、他にもたくさんのオタクが写真撮ってSNSに上げてるんですよね。その中から自分の写真が使われるというのがもう本当に最高で(本当に心が汚い)。冒頭のカメラマンさんの「推しのアイドルは一番の審査員」「SNSはある意味フォトコン」というのはそういうことなんですよね。良いと思っていない、気に入らない写真をわざわざスマホに保存して自分のSNSに掲載するなんて絶対しないじゃないですか。で、数ある良いと思ってる写真の中でさらに自分のSNSに掲載する価値があると思う写真を使うわけですよね。アイドルなのでかわいいと思ってもらえる、この写真を出すことでフォロワーが増える、ライブに来てもらえる、好きになってもらえる、そういう可能性を求めて載せると思うんですよ。そこに自分の写真が使われるという。

さらにもうカメコ界一心が汚いことを書きますけど、今自分が推してるアイドルグループの大切なワンマンライブがもうすぐありまして。グループのメンバーは6人いるんですが、内4人が自分の写真をその告知ツイートに使ってくれてまして、しかも固定ツイートにしてくれてます!めちゃくちゃ嬉しい!めちゃくちゃ嬉しい!カメコやっててよかった!もっと下世話なこと言うと「33万のカメラ買って良かった!」となります(本当に心が汚い…)

ちなみに4人のうち1人は自分の推しメンです。なんとなく自分を推してるオタクの写真を使いたくなるような気もするのですが(自分のオタクの中に写真撮るオタクがいるかどうかも把握してるはず)そういったオタクを差し置いて他3人の固定ツイートにも自分の写真が掲載されているという…

今までも次のリリイベの告知に前日の写真を使うみたいなことは多かったんですが、こういった告知ツイートは告知したリリイベが終わると基本ツイ消しされるんですね。用が済んだのだから消すというのはまあわかる(ずっと残しておくと終わったイベントがこれから開催されるように見えてしまうとか色々理由はあるのかも知れません)。でも大事なワンマンの告知に写真使ってもらったのは初めてのような気がします。まあワンマン終わればツイ消しされるんだと思うんですが…

あ、推しメンに写真採用してもらったオタクはちゃんとスクショ撮っておきましょうね。

α9で撮るようになってから採用率は格段に上がりました。その前から使ってもらえることは多かったんですが、明らかに増えましたね。ツイッターでの告知やインスタストーリーに写真とちょっとした面白コメントを付けての投稿だったりブログで使ってもらったりなどなど。

まあこちら側からも使ってもらえるようにいろいろ工夫というか、「こういう場面で使えるよね?」みたいな写真を撮るようにしてるというのもあるかもしれません。

例えばライブの最後に全員でおじぎをするシーンがありますよね。これは採用チャンスです。全員が綺麗に頭を下げてるところを撮っておきます。そういった写真は例えば「ライブ来てもらってありがとうございました!」や「よろしくお願いします!」みたいなコメントを付けてSNSに投稿されたりします。ここら辺は出す側のセンスと使う側のセンスだったりするので、自分の想定していなかった使い方をされたときなどは感心します。「そうきたか!すげーな!」みたいな。

他には曲の中の決めポーズのシーンとか全員が同じポーズを取るシーンなんかもいいです。ビシッと全員揃ってるポーズは撮れそうで撮るのが難しかったりするのでそういうときは連写です。連写番長α9の出番ですね。

個人写真はメンバーそれぞれ好きな表情とか逆に見せたくない表情とかもあると思うのでオタク側がどこまで各メンバーの嗜好を理解しているかですね。それでも「え!この表情採用?」みたいなこともあるので面白いです。

2022年アイドル撮可に最適なカメラ・レンズ SONY編

めちゃくちゃ長くなったので最初に結論だけ書きます。アイドルの撮可に最適なボディはSONY α9(中古)、レンズはTAMRON70-180mm35-150mmでも可)です。2022年6月時点では合計33万ほどでした。

1年半ぶりに記事を書こうかなと思い立ちました、どうもオタクです。

本編に行く前に現在のオタク活動について書いておこうと思います。

まず声優界隈についてはほぼ他界状態ですね。コロナでほぼイベントができなくなってしまったことが大きいかな、と。一応声優3推しの配信は有料会員登録残してますがリアルイベント行くほどではなくなってしまったというか…去年は行ったんですけどね…

地下アイドルについては歌1推しはやはりコロナで活動がかなり制限されてしまったのと、その前から方向性が変わってきていたこともあり他界です…

歌2推しはグループが解散してしまいました…あと最近結婚しましたね…おめでとうございます。結構ガッツリ推してた推しメンの結婚は初めてでしたがやはり他界状態だったこともありダメージはなかったです。本当に心からおめでとうなんですが現状何も活動をしていない様子なのでどうやって生活してるんだろう?と純粋に不思議です。実家が太いのか…?

歌3推しは後で書きます。推しメン…

歌4推しは現在も活動を続けていますがやはりコロナで活動がかなり厳しくなり東京にはあまり来なくなってしまいました(地方在住)。来たときにはライブには行きますが自分的にも全盛期の頃のような推し方ではなくなりましたね。元々ガッツリ推すのは1年くらいでその後はゆるく長く推すというのが自分のやり方なのでそちらに移行した感じです。推しメン頑張れ。

歌5推しはグループとしてかなりスケールアップしましてもう少しで地上行きかな?というところまで来ました。嬉しいですね。今回記事を書こうと思ったのは歌5推しに関連しています。

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以前カメラについての記事を書いたのがもう4年前になるんですね…この時はまだ歌5推しとは出会ってないんですね。

ちなみに歌1推しは自分が通っていた頃は撮可(その後撮禁になったようです)、歌2推しは基本撮禁で特殊イベント時のみ撮可、歌3推しは完全撮禁、歌4推しは撮可もあり、歌5推しは基本撮禁、リリイベと特別に許可が出たときのみ撮可です。

この歌5推しのグループは年に2回ほどCDリリースがあり、タワレコなどでリリイベがあります。その際には撮可になるんですね。で、ハマったときがちょうどリリース時期で推すと決めた翌日から怒濤の8日連続リリイベとかありまして。自分も1日を除いて毎日通っては撮影していました。歌5推しは元々顔面がめちゃくちゃ良い!という所からハマっていたので撮影できるのが嬉しかったんですよね。

ただしリリース期間が終わると通常のライブはほぼ撮禁です。リリースは年2程度なのでそれ以外の期間はほぼカメラを使うことがないという状態が2年ほど続きました。

この間使っていたカメラはSONYRX10m2という機種です。1インチセンサーを搭載し、24-200mmの焦点距離にF2.8通しの明るいレンズというコンデジの中ではライブ撮影に適した機種だと思います。実際にライブハウスでの撮影となるとやはり一眼と比較してセンサーサイズが小さいため暗い写真ばかりになってしまいなかなか厳しかったのですが、昼間の屋外だと一眼に負けない写真が撮れていたと思います。

いつかは一眼に移行するだろうな、と思いながらも予算的になかなか厳しいな、というのと狙っている機種がなかなか値段が落ちなかったんですね。ちなみに当時狙っていた機種は同じくSONYα7m3です。RX10m2を購入したときには既に発売されていた機種で当時23万程度で性能から考えるとむしろ安い方だったのかもしれませんが、カメラ初心者の自分にはその金額(+レンズ代)はちょっと出せないなと感じていました。

あ、これ長くなります。まだ全然本題に入れそうにないですすみません…

α7m3の値段が下がったら買い替えたいな、と思い相場ウォッチを続けていたのですが全然落ちなかったんですよね…結局発売から4年経って後継機のα7m4が発売されているにもかかわらずむしろ値上がりしてる?状況です。どうなっているんだ…

RX10m2を導入した2018年はその前に使っていたRX100と比べてとてもいい写真が撮れました。焦点距離が伸びてAFも速くなり顔認識や瞳AFが使えたので顔にピントが合った写真が撮れやすくなりました。歌3推しがソロでイベントに参加した際に撮可となり撮れた写真は今でもお気に入りです。2019年も割と満足していましたね。2020年頃から厳しい環境(暗い・遠い)での撮影が増えてきて機材的に厳しくなってきたかな?と思い始めました。また他のオタクが撮る写真を見る機会が増え、画質の違いに落ち込むことも…

とはいえ自分が狙っている機種は本体とレンズで30万からとそう簡単には手を出しにくい額。さらに言うと推しの撮影以外には写真を撮るつもりが一切ないし興味もないという自分の特性も。買ったはいいが撮可現場がないという可能性もあったのです。メインで通っている歌5推しは年2のリリイベ以外はほぼ撮禁。もし、もしですよ?買った直後に解散してしまったら?それはおおげさとしてもリリイベも撮禁です!とかなったらもうどうすることもできないんですよ…

自分の性格上、1インチセンサー機からAPS-C機に買い替えても多分すぐ画質他もろもろに満足しなくなりフルサイズに行きたくなる…だったら最初から一気にフルサイズ!と思っていたのですが2021年前半の撮可を経てこれはいつまでも待っていられない、今出せる予算で買い替えしてしまった方がいいのでは?と思い始めました。ここでAPS-C機を検討し始めます。

狙いを付けたのはα6400。発売当時はフラグシップ機だったα9の超速AFを受け継ぐというこの機種がボディのみで12万程度、これにフルサイズ用のレンズ(狙っていたのはTAMRONの70-180mm)を付ければ焦点距離は1.5倍の270mmまでいける。フルサイズ用レンズを選択するのは今後フルサイズ機に移行するつもりだから。またRX10m2を使っていて満足できなくなっていたAF性能と望遠の問題を解決できる、と踏んだ選択でした。店頭でも実際に触ってみてα6400のAFに納得し、やはりこれだな!というところまで来ていたのですが…

時間つぶしにたまたま立ち寄ったソフマップの中古カメラコーナーで衝撃を受けまして…2021年の夏頃でしたが4年前のフラグシップα9が中古で20万程度だったんです…え?え?なにこれ?新品と中古の違いがあるとは言えα7m3より安い?後継機のα9iiが発売され、フラグシップ機の役割はα1に譲り渡し、完全に前世代機になっていたとはいえ写真撮影においてはまだまだ現役どころかトップクラスの性能だと思われるα9がこの値段…あれ?これα7m3で考えてた予算(30万)でα9いけるんじゃ?と思い始めました。

さすがにその場で購入は思いとどまりましたがそれまでウォッチしていたα7m3をα9の中古に切り替え相場をウォッチしつつα9の性能を再度調査。調べれば調べるほどα9の良さが目につく…ただし在庫についてはかなり変動していてちょっと安くなると一気に在庫切れになるほど。同じように狙ってる人が多かったんですね。

さらに2021年末にはα7m4が発売されました。性能と値段次第ではこちらでも?と思っていたのですがまずお値段が35万程度と前世代機のα7m3(発売当時22万)からかなり上がっておりこの時点で候補からは外れました。

さあここからはα9一本に絞ってあとはタイミングのみだな、というところまで来ました。2022年に入り最初の撮可は1月のリリイベだったのですが…1回目参加したところで自分がコロナにかかったようで…高熱が出たのは1日だけで翌日からは在宅で仕事もしていたのですが、さすがに現場に行くのは、ということで無念の自粛…

この時気付きました。もしかして今後撮れる機会ってそんなに多くないのでは?ということに。歌5推しのグループは地下アイドルとしてはベテランと呼ばれるくらいには長く活動しています。今は順調に活動していますがいつ解散してもおかしくない年数が経過しています。メンバーの方向性や事務所の状況などでいつ終わってもおかしくないのが地下アイドルです。今回は自分の都合で撮れなかったわけですが、事務所の意向で撮禁になったり解散という選択肢だってなくはないのだと…

年2回のリリースとすると次は夏過ぎくらい、その頃には買っておきたいと思い相場チェックを続けました。相場自体はほぼ20万前後で安定していたのですが在庫数が安定しませんでした。α7m4が発表され、性能的にα9からの買い換えが進み在庫が潤沢になるかと踏んでたんですが実際には値段を見てα9からの買い換えはさほど起こらず、むしろα7m3からα9への買い替えがあったのかもしれません。この時期中古の球数は少なかったです。半導体不足?の影響で新品もなかなか購入できない状況があったので中古をおさえるという人もいたのかもしれません。

そんなこんなで数ヶ月ほど経過したある日にリリース情報が!予想より3ヶ月くらい早い!しかしよく考えてみると予想していた7月8月はアイドルにとって大きなフェスが多数開催されるかき入れ時。そこにさらにリリースを重ねるとアイドルもスタッフも過労死してしまいます(笑)その前に入れてきたのは正解です。

あとは撮可があるかどうかです。が、いつもなら公式から撮可のお知らせが出ていたのが今回は出てこない。もし撮禁なら買う意味は無いのでギリギリまで待ってみましたがやはり情報が出てこない。現場に行ければマネージャーさんに「撮可ですか?」と聞けるのですがこの時期はツアーでライブ自体が少なく、またツアーファイナルは大きなワンマンだったためマネージャーさんに接触する機会もありませんでした。タイムリミットが近づき「どうする…?もう買っちゃう…?でもダメだったら33万が無駄に…」結局ギリギリのタイミングで推しメンのSNSで質問コーナーがあったのでそこで本人に問い合わせるという…おそらく推しメンがスタッフさんに確認してくれて「撮影OK」をアナウンスしてくれました。ありがとう推しメン…

これで購入の障害はなくなったので注文です。SONY α9(中古)、レンズはTAMRON70-180mmを購入しました。2022年6月時点で約33万でした。ちなみにこれを書いてる2022年11月現在でもほぼ同じ値段で購入できますがレンズの方は取り寄せになってますね…購入時点ではまだそこまで品薄ではなかったと思うんですが最近はカメラ本体もレンズも品薄だったり予約しても数ヶ月先まで入手できないなどあるようです。タイミングがよかった…

ちなみに購入はリリイベ開始日の3日前、到着は当日の午前中で本当にギリギリのタイミングでした。もろもろの設定を詰める時間もなくとにかく最低限の設定だけして(音を全部消すとかSS・ISO上限・F値の設定)リリイベに向かいました。これずっとSONYのカメラを使ってたから時間がなくてもなんとかできたんですが、他社からの乗換だったら間に合わなかったかもしれません。設定メニュー系は慣れないとどこにどの設定があるのか、メニューから選ぶのかダイヤルなどのハード側で設定するのかとか難しいですよね…

そんなこんなで計7日間の撮可リリイベをこなしたわけですが、なぜα9がアイドル撮可に最適なのかを書いていこうと思います(ようやく本題です…)

  • AFが速い&瞳AFが最強

もうこれに尽きるといっても過言ではないのですがマジでAF最強です。5年前にこれができてたってのが本当にすごい。画角内に人物がいればシャッターボタン半押しで瞳AFが勝手に効きます。これ大事。RX10m2のときは別のボタンにカスタムで瞳AFを設定してそこを押しながらシャッターを押すという2つのボタン押下が必要でした(もしかしてシャッターに設定できたのか?)。これが結構面倒というか右手でカメラを支えながらボタン1つ押しながらシャッターも押すってなかなか大変だったのですよ。これがシャッターボタン1つで何も考えずにできるようになったのは本当にすごい。

さらに瞳AFの精度がめちゃくちゃ高いです。RX10m2のときはかなり顔に寄ってないと瞳AFは効かなかったのですがα9は画角内に人物がいればほぼ瞳AFが効いてる感じです。顔認識になる場面がかなり減りました。そして動体にも瞳AFがガンガン効きます。これがライブアイドル撮影にはめちゃくちゃ有効です。RX10m2のときはライブ中(踊りながら歌っている状態)は瞳AFはおろか顔認識もほぼ効かず、フォーカスポイントを指定してそこに顔を入れて撮るというやり方が多かったのですが、α9ではライブ中でもガンガン瞳AFが効くので基本シャッター半押ししとけばカメラが勝手にやってくれるという感じ。撮影テクニックというものは必要ないです。昔からのカメラ好きな方はこういうのキライそうですが自分は推しメンが綺麗に撮れればそれでいいので難しいことは全てカメラにお任せしたいです。そういう撮り方をする人にはα9は最適です。α9が動体最強カメラと言われるわけです。

  • フルサイズセンサーで暗所でもまあまあ撮れる

ライブハウスは基本暗いので明るいレンズがないと、とよく言われます。これは半分正解で半分不正解だと思っています。というのもライブハウスは基本照明がしっかり当たります(場所によります。暗いハコは本当に暗いです…)。スポットがしっかり当たったときはかなり明るいです。で、こういう明るい場面では暗いレンズでもそれなりに撮れます、フルサイズセンサーなら。1インチセンサーだったRX10m2はこれが全然ダメだったんですよね…スポットがしっかり当たっても暗い。ISO上げないと暗すぎてAFすら全然効かないんだけどISO上げれば当然ザラつきますよね…ガッカリ写真ばかり量産されていたんですが、それが大幅に減りました。センサーサイズが大きいとそれだけ光を多く取り込めるのでISOを上げなくて済みます。結果写真が綺麗になりますね。照明の当たり具合にもよると思うんですが、まさかライブハウスでISO100で撮ってちゃんと写るとは…という衝撃体験がありました。ちなみにISOはどれくらいまでが自分の許容範囲なのかという実験もやってみたんですがSNS掲載程度ならISO5000くらいまでは全然OKでした。PCで等倍表示とかするとさすがにザラついて見えますが…とはいえあまり上がりすぎるのは好きではないので上限1600に設定しています。暗いなってときは3200とか6400にすることもありますがそういうときは基本諦めですね…

  • 連写最強&ブラックアウトフリーで動体を見失わない

ライブ撮影はいわゆる「ハイチーズ」ではないので表情を作ってもらうことはできません。踊りながら歌うアイドルを撮影すると当然イケてない表情の写真が量産されます。そのため基本連写で撮り、後から表情を確認してイケてる(盛れてる)写真をSNS掲載などには使います。間違っても半目や微妙に口の開いた写真などを載せてはいけません。α9は電子シャッターで秒間20コマ撮れます(ただし純正レンズの場合、他社製レンズだとそこまでの速さは出ないそうですが十分速い)。この連写の中からいい表情を選ぶという形になります。連写速度が速ければそれだけいい表情が撮れている確率は上がるので速い方がいいですね。ただし調子に乗って連写しまくってるとバッファが詰まります(後述します)。この曲のこのポーズを撮りたい!みたいなときに詰まって撮れないという事態にならないように適度に使っています。

ブラックアウトフリーとは、シャッターを押したときにモニターなりファインダーが一瞬黒く(暗く)なる現象がブラックアウト、それがないというのがブラックアウトフリーです。当然今まで使ってきたカメラはブラックアウトするものだったので最初はブラックアウトしないことに違和感がありました。え?これ撮れてる?みたいな。ブラックアウトすることでシャッターが切れてるという脳の認識があったんでしょうね。今は画面上に表示される「撮れてるよ枠」みたいなものが点滅表示されるのを見て撮影できてると認識できています。で、ブラックアウトしないと何がいいかって動体をきちんと追えるということなんですよね。ブラックアウトすると一瞬ですが被写体が見えなくなるので、動きが速いと次の瞬間どこ行った?みたいなことがあります。それがなくなると。歌5推しのグループは頻繁にフォーメーション(立ち位置)を変えながら踊り歌うのでファインダーをずっと覗いてると「あれ?推しメンどこ行った?」みたいなことも起こります。ブラックアウトフリーはそれを減らしてくれるという効果があるかなと。必須機能ではないかもしれないけどあると便利、で一回使ってみるともう後戻りできない機能なのかもしれません。

さてここまではα9のいいところを上げてきましたが、少し悪いところというか注意すべき点も上げておこうと思います。自分は使ってみて初めて知った・気付いたということがありました。ネットで見ていた事前情報ではあまり見かけなかったかな、というのを。

いや多分これ当たり前のことだと思うんですけどコンデジ使ってた頃にはあまり気にしてなかったというか。いや、確かコンデジのときも気付いて速いSDカード買った気がするな…

α9を導入して最初の撮可のとき、バッファが詰まるなんてこともよくわかってなかったんですがとにかく連写してたらすぐに撮影できなくなったんですね。自分は非圧縮RAWのみで撮ってるんですが(+JPGはしない)バッファが100枚くらいでいっぱいになってそこから撮れるようになるまでがめちゃくちゃ時間かかったんですよ。ようするにバッファからメモリーカードへの転送に時間がかかってる。なにこれ~~みたいなことツイートしたらカメラに詳しいフォロワーさんが「バッファ詰まってますね、α9だとSDカードも速くないと」と教えてくれまして。ちなみにRAW1枚で50MBくらいありました。コンデジのときは1枚20MBくらいだったので2.5倍ですか…

速いSDカードってなんだ?と調べてV90という規格のカードを買いました(64GB)。1000枚ちょっとしか撮れませんが、過去のリリイベではだいたい1回の撮可で1000枚程度だったのでこれで間に合うかなという。約5000円。ただしこの速いカードにしても詰まるときは詰まります。詰まった後の解消は速いですが結局バカみたいに連写すれば詰まる。

そして自分の撮り方だと64GBは15分程度しか保たないということもわかりまして。この頃リリイベはMC+2曲が撮影可能となっていました。だいたい15分くらいで1000枚は埋まってしまう。もし撮可ライブなどあった場合(ワンマンライブなどは撮影可能席(全編撮影可能)が設定されることが多かったのですが「ライブを見た」という感覚が薄くなることもあり自分はあまり撮可席には入っていませんでした)全然足りないなとは感じていました。

その後歌5推しのグループで全国ツアーが発表され、地方の大きめの会場では撮影可能席が設定されることになりました。となると1時間以上のライブが全編撮影可能になるわけで撮影頻度を減らしたとしてもあと128GB分くらいは必要かなということでSDカードを買い増しました。先に買っていたV90のカードが売り切れていて、他のカードは軒並み高い…結局V60の128GBを7000円くらいで購入。結果的にツアーの撮可ではV90の64GBとV60の128GBに加えて以前から持っていた遅い128GBも使って5000枚くらい撮ってました。速いカードがもっとあればもっと撮れていたわけですが後から見返す・現像するのが大変で…いや楽しいんですけどね。

ということで速いSDカードを用意しましょうという話でした。

長いですね…すいません…自分でも書いてて長いな…とは思ってるんです。多分7時間くらい書いてるんですけどまだ終わらないですし…

  • アイドル撮可に最適なレンズ・焦点距離は?

これはちょっと書いておきたいですよね。で、焦点距離の話をする前にどこから撮れるかについて先に書いておこうかなと。アイドル撮可といっても場所・会場はいろんな種類があって、例えば地上のイコノイ現場なんかだと300mm・400mm・600mmクラスがないとダメなくらい遠い場所から撮ることになるだろうし地下の地下ならもうホント目の前手の届くすぐそこに推しメンがいるという状況だし、ということでまず地上についてはここでは書きません。知らないから。基本地下の話と思ってください。

で撮影する場所ですが自分の場合だとリリイベの店舗やショッピングモールのイベント広場的なところが多いです。ライブハウスだと150~300キャパくらいの小さめのハコからキャパ1000くらいのちょっと大きめのライブハウス。いずれの場合も席運がとても重要で、リリイベなら当日に商品を購入して入場整理券をもらう形が多いと思うのですがここで良番引けないと終わりです。リリイベ会場は大抵ステージが低いので後方になるとオタクの頭しか撮れません。秘密兵器として踏み台を持って行き最後方とか壁際から撮るという方法もあるのですが、踏み台OKってあんまりないですよね。一応持って行って番号ダメならスタッフさんに問い合わせるというのもいいかも。OKなら中途半端な位置から隙間撮りするよりもいい写真が撮れます。望遠は必要ですが…ちなみに自分の場合、縦長なタワレコの最後方からカメラ頭上持ち上げでそこそこ撮れました。70-180mmの180mmでクロップも使ったかも知れません。あとは現像時にトリミング。α9のAF性能に驚いたのはこの時でしたね。え?この距離で瞳AF効くの?みたいな。クロップ&トリミングするので画素数はどうしても足りなくて多少粗い写真にはなりますがSNS掲載なら特に問題なしというレベルでした。

逆に最前に入れてしまうと70-180mmの70mmだと全体は撮れないくらいでした。メンバー全員入れて写すのはほぼムリで、ステージ上の立ち位置次第ですが近い場所だとメンバー2人入って腰の高さくらいまでとか1人で縦で撮ってひざくらいまでとか。あ、今写真見返してたら6人が前後2列に並ぶと70mmでギリ全員入ってますね。自分が最前最端でかなり下がって撮った覚えが。最前入るなら50mmとか35mmくらいが欲しいですね…ちょっと離れた位置で100mmで縦で1人で全身入ります。180mmだと顔アップから上半身くらいまで。

あと室内リリイベはスポットなどの照明がないので意外と暗く感じます。RAWで撮ってるので後から調整はできますが明るいレンズ(f2.8通し)が欲しいです。逆にライブハウスのほうがf6.3くらいの暗いレンズでも照明効果でいい写真撮れたりします。ISOも上がりにくく感じます。

というわけで室内リリイベなら番号次第ではあるけど個人的にはTAMRONの35-150mm f2-2.8が使いやすいかなと思います。最前から後方までまんべんなくとれるレンズのような気が。使ったことないですが。あと高いです(18万くらい)。自分が一眼を検討し始めたときにはなかったレンズなので購入時にもあまり検討には入ってこなかったのですが、35mmからクロップで225mmまで撮れてf2.8なら使い勝手いいですね。値段考えなければ今ならこっちを選んでたかな…70-180mm選んだときは最前入ることをまったく考えてなかったんですよね…毎回番号悪いので…(継続中)ただし最近後方から撮ってるときにクロップで270mmでも足りないと感じることが多いので225mmだと全然ですね…例えば150-500mmみたいなレンズを持ってるなら70-180mmを35-150mmに入れ替えるのは検討できますね(お金はない)。

次に屋外リリイベですがこれは昼間にやるならレンズ暗くてもOKなのでTAMRONの50-400mmが最強なんじゃないかなと思います。まあこれも番号次第ではあるのですが…(どこでもそう)先日屋外昼間踏み台OKのリリイベがありまして例のごとく後方から撮ってたんですが、70-180mmだとクロップして270mmで縦で1人全身って感じでした。個人的には上半身から顔アップを撮りたいので望遠足りないなという感じではありました。まあトリミングすればいいんですが画素数減るからな…自然光最高!ではあるんですが明るすぎるとSSを速くするとか絞るとかしないとなのでいつもと設定が全然違うのが怖くもありました。あとまぶしすぎてメンバーの目が開いてない(笑)

キャパ300程度の小さめライブハウスでは70-180mmがピッタリだったと思います。クロップ270mmで縦で上半身アップ、横で顔アップがちょうどいいくらい(多少トリミングも)。照明効果もあってISOは概ね1000以下で撮れてたのでまつ毛が綺麗に撮れてます(まつ毛が1本1本はっきり見えるかが自分の綺麗に撮れてるかの基準です)。

ちなみにSONY Eマウントで70-200mm f2.8より焦点距離の長いf2.8通しレンズって400mm f2.8以外にないよな…?ヨンニッパは現実的ではないので自分の中では存在を考慮してないんだけど…となるとアイドル撮可においてはナナニッパのほぼ互換機であるところのTAMRON 70-180mm f2.8を最初の1本として持っておくのは悪くないというかむしろ最適解だと思ってるんですよね(ナナニッパ高いし…)。まあ結局自分の撮りたい対象との距離次第だと思うんですけど…

キャパ1000クラスの大きめライブハウスで後方に撮影可能席が設けられたときは70-180mmは無力でした(笑)いや無力は言い過ぎか…ライブ中の決めポーズのところで6人全員が中央に集まってるときなんかにはクロップなしの180mmで全員がキッチリ入ってるいい写真が撮れてました。逆に言うとそれ以外では出番なしです。一番寄っても全員入るくらいまでしか寄れないので早々にお役御免となり別に用意していたレンズに交換しました。

このライブは後方に撮可席ありと最初からアナウンスされていたので距離感はわからないものの手持ちの70-180mmではダメだろうと踏んでTAMRONの150-500mmを借りていきました(どんだけTAMRONが好きなんだ…)。これが思ったよりも良くてですね。F値は5-6.7という暗いレンズなんですがライブの照明がかなりいい感じで入っていたのでISO上限1600設定でかなり綺麗に撮れてます。今見返したらISO800くらいでも撮れてるのでそこまで下げてもよかったかもですが、暗い瞬間でも撮れる方を優先したら1600くらいが良さそうです。上限を3200まで上げてしまうと多分画質に納得いかない感じになってしまいそう…だったら暗くても1600で撮って現像で調整したほうがいいかなと。

重量も気になってたんですが1時間半ほど手持ち撮影で特に辛いとは感じなかったですね。純正の200-600mmの互換機扱いだと思うんですが個人的にはかなり良かったです。なんならレンタルじゃなくて常備してもいいかなと思うくらい。とはいえこういう広いライブハウス後方撮可の機会はリリイベ以上に少ないので年に1,2回しか出番がないかもしれないんですよね…

ということで撮影環境と撮りたい対象によって変わるとは思うんですが、自分にとってはTAMRONの70-180mm f2.8が一番使い勝手がいいレンズかなと思ってます。f2.8通しなので暗い場所でも撮れる&クロップ使えば270mmまで撮れる&近くても顔アップ程度は撮れるという感じです。あと現場で撮影中にレンズ交換するのって結構難しいなと感じたというのも付け加えておきます。交換してる時間は撮影できない&慌てるので扱いが雑になって怖いという。であれば最大公約数的なレンズがいいのかなと。まあそうなると一番最大公約数的なレンズは屋内なら35-150mm、屋外なら50-400mmのような気もしますが…その屋内・屋外も含めて最大公約数を取ると70-180mmになるような気もします。自分の場合ですが…

長かった…終わった…か?もういいか…書き足りないことが見つかったら別記事にします。最後までお読み頂いた奇特な方、ありがとうございました。アイドル撮可に最適なカメラ・レンズはSONY α9とTAMRON 70-180mmです。

地下現場におけるチケット戦争

どうも、オタクです。例によって愚痴なんですけど。

地上のアイドルとかバンドのチケット戦争はある程度理解してるつもりなんですよ。そもそもライブのチケットを取れるかどうかわからない、取れたらラッキー、倍率の低そうな地方公演に申し込む、などなど。

じゃあ地下のチケット戦争はどういうものかというと整理番号一桁、要するに最前を取れるかどうかの戦争だったわけですよ、コロナ前までは。

先着販売なら発売と同時にコンビニの端末を叩くのは当然(ネットから取るよりコンビニの端末のほうが良番が取れるとされています)、最前絶対取りたいマンな方は端末叩きを知り合いに頼んでとにかく良番を取ろうとしますね。

抽選販売の場合だと複数アカウントを使って申し込んだりやはり知り合いに頼んでなるべく多くチケットを取り、良番は自分で使い、そうでないのは知り合いに回したりするようです。さらにこれを同じ現場に通う複数のオタクが徒党を組んでやってたりすると普通に行きたいだけの人が取れなくなってしまうという…

地上でも地下でも一般でもおそらくやる人はやってることなんでしょうけど、個人的にはこれキライなんですよね…そこまでの情熱を持ってチケ取りをしてるといえば聞こえはいいかもしれないですけど新規潰しだよなぁと。

「余ってるのでお譲りします」ツイートとかも見ますけど取れなかった側からすると「お前のせいでこっちは取れてないんだよ!」と思ったりしちゃいますね…

いわゆるおまいつ集団でこれやられちゃうと中の人たちは融通しあって確保できるんでしょうけどね、こちとらいつでもぼっちですからね。自分の抽選が外れたら終わりなんですよ…

前回のブログで他界寸前?なんて書きましたけどなんだかもはやアイドルそのものへの興味が薄れてきたというか…一体どうなるんでしょうかね?

またまた他界寸前…?

さあ昨日は無事総括を書いたので今日は愚痴ですよ!愚痴!

そしていきなりの他界?宣言です。いや、まだわからんのですけど。いわゆる他界詐欺なんですけど。今までも何度か他界する?みたいなブログ書いてきましたが結局他界したのは歌1推しと歌2推しだけですね…歌3推しはなんかうやむやのままずるずるというか…コロナで現場自体がなくなってしまって他界してるかどうかもよくわからないというか…あーでも今年1回ライブ行ってるし、それは楽しかったから他界はしてないんだろうな…

で、今回の他界詐欺は歌5推しですね。歌5推しは一番新しい推し(とはいえ出会ったのはもう2年ほど前になる)でグループアイドルです。ここの現場はオタク同士の醜いマウントの取り合いとかがない基本平和な現場(と勝手に思ってる)なんですが、平和は平和でイヤなこともあるもんだな、と実感しております(もはや自分が現場向いてないだけのような…)。

いや、特に現場でイヤな思いをしたというわけではないんですよ…ライブは楽しいし特典会もまあ一応話はできてる(歌3推しのときはここがダメだった)。推しメン以外のメンバーからも認知があって接触行けばSNSで自分が書いてたことなんかを話してくれて自分推し以外のオタクのツイートもよく見てるし覚えてるな…と感心させられるのですが。

結局また距離感を間違えてしまっているのかな、という感じですね。自分が悪い。
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 あーこれだ。「単推しは病む」今回は3,4推しのライブがほぼない状況で必然的に5推しのライブばかり行くことになってしまい、なんかうまくいかなくなってきてるので…

ちなみにこれ書いてる2時間後にライブ始まるんですけど、チケットも取ってるんですけどいくのやめちゃいました…あーもう完全に厄介だよ…SNSには書かないですけど(万が一推しやメンバーに見られたらよくないので)。

あ、先週の特典会の時「また来週、〇〇で」って言ってしまった…んーでもなんか気持ち的にちょっと行く気にならなくなってしまったというか…天気も悪いですしね…朝、いや昼過ぎまでは全然行くつもりだったんですけど出発1時間前くらいになって急に鬱が来たような感じで。

きっかけというかなんか小さい「あれ?」的なものがちょっとずつ積み重なってきて今日大きく出てしまった感じですね。

1つちょっと大きいのがあって「ワンマンのチケット取れなかった」問題ですね…何種類か出てるんですが特典の付いてるチケットを取れなかったことでちょっとメンタルやられたというかモチベガッツリ持って行かれたというか…完全抽選ですし取れないのは運なのですが、取れてる人は当然いるわけで…「あー干され」とか思ってしまいますね…こういうの地上のオタクとか人気バンドのオタクはどういう心持ちでいるのでしょう…?当方地下ばかりで落選祭りに慣れてないオタクです。

あとはランダムグッズが推しメン出なくて交換もできなかったとかそういうのですね…ランダムホントに滅んで欲しい…。

ry9758.hatenadiary.jp

 で、例えばランダムの件なんかは現場に友達とか知り合いがいれば割と解決できることなんですけど、当然ぼっちなわけですよ。ええ、1年半くらい通ってて知り合い一人もいません。一人で通うのは慣れてるので(過去現場1つを除いてほぼぼっちで通ってました)それ自体は全然平気なんですけどランダムグッズはホントに困ってまして。運営も平気で「頑張って交換してもらってください」とか言うわけですよ…知り合いいねぇっつうの。「交換で友達ができたり」的なことを美談として扱ったりするんですけどこちとらたまに交換に成功してもツイッター聞かれたりとか一切ないんですけど…あと大抵「〇〇(その人の推し)あるんですけど□□ないですか?」「あーないですね」で会話は終わります…自分が下手すぎるのか?

なんていうかライブ行って知らない人と会話が発生する場面ってのがないんですけどみんなどうやって知り合いになるんですかね?なんか界隈のオタクにツイッターをフォローされることはたまにあるんですけどそこでも会話とか発生しないんですよ。無言フォロー。一声かけてもらえたら「現場でよろしくお願いします」的な会話が発生して現場で探すみたいなことありそうなんですけど。なんのために自分をフォローしてるのかさっぱりわからん…面白いこと言うオタクでもないので。

あとオタクは既に界隈が出来上がってる感じがあるので後から入っていくのはよほど何かがないと難しそうですね…古参がいるとこは一大勢力って感じだし新規が集まってるのも見える、他所から流れてきたオタクは別現場での知り合いを見つけて合流するとかも。で、一番辛いというかイヤなのはそういうオタク同士が交流してるのを運営やメンバーが喜んでるのを見ることなんですよね…いやもうなんか完全に逆恨みのようなものなので絶対自分が悪いのはわかってるんですけど、配信とかで「特典会で並んでるときにファン同士が仲良く話してるのを見ると嬉しい」みたいな話されると「そういう喜びを提供出来ないオタクで本当にすみません」という気持ちになります。

他にもいろいろあったのですが、結局どれもこれも「自分の思い通りにならない」ということであってただのわがままなんですよね…わかってるんです。わかってるんですけどそういうの全部ひっくるめて推し活なのでうまくいかないことが続くと楽しくなくなってくるし、そこにお金と時間を使ってるのがバカらしくなってくるというか…ちょっと自分が思ってたよりも早くグループが成長してしまっているのもあってそこに自分がついて行けてない感じです。自分が行き始めた頃は推し列過疎っててループしないと切られちゃう(推しだけ先に特典会終わっちゃう)のでループしたりしてたんですが今はいかに早く並ぶかみたいな流れに。古参でもないのにこういうこと考えるのがホントによくないところですよ、自分。

ちょっと冷却期間が必要だなということで今日は行くのをやめて少し距離を置こうと思います。3週間くらいライブ行かないことになるのですが(最近は週1くらいで行けていた)それでも行きたいと思わなかったら他界なんだと思います。多分行きたくなると思うんですけど…どうなるかな…