おたく Back Again

声優・歌手などなどを推してるおたくです

初心者がカメコやってみた

(2022年版のカメコ記事書いてみましたのでこちらも合わせてご覧下さい)

ry9758.hatenadiary.jp

 

 以前こんな記事を書いていたんですが

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 その後カメラを買って1年くらいカメコやってみました。誰かのお役に立てるとはとても思えないのですが、備忘録的にちょっと書き残しておこうかなと。

ただしコンデジの話しか出てきません。一眼やろうかなーという人はもっと専門的な記事を探してください。なんでコンデジでカメコ?と思うでしょう。わざとです、わざと。決してお金がないからとかじゃないんです。ウソです。一眼はお高いんです。いや、正しくは「自分が求めるスペックの一眼は高い」です。さっきちらっと調べたんですが、一世代前の一眼とセットレンズで5万とかあるんですね。スタートは全然それでもいいと思うんですよ。でも絶対満足できなくなる。そうなったときに一眼はレンズを買うことでスペックアップできちゃうんですよ。これが問題。沼ですよ、沼。レンズ沼って言葉がありましてね…コレがおそろしい。自分の性格上ハマるのは目に見えている。ならばそうならないようにあえてレンズ交換のできないコンデジにしてその中で試行錯誤してみよう、ということです。多分。

まずカメコ前の自分ですが、数十年の人生でカメラ・写真に興味を持ったことが皆無でした。カメラで写真を撮るということをほぼしたことがなく、ガラケースマホでもほぼ写真を撮っていなかった人生。それがなぜかカメコやるようになるんですから人生どうなるかわからんもんです。推しに翻弄されている…

初心者にありがちな「わからないことがわからない」状態で始めたので専門用語を頭に入れたりするんですが、原理が理解できていないのでさっぱりなんですよね…F値・ISO・シャッタースピード・RAW・現像などなど…ひとつの用語だけならまだ意味が分かったりするんですが、それらの数値が連動してたりするので意味をきちんと理解しないといい写真が撮れないという…

それでもなんとか1年くらいやってるとそれなりに意味もわかってくるし、自分なりに満足できる写真も撮れたりするもので。そうなってくるともうちょっといいカメラ欲しいなーとか思ったりも。

そんな感じで初心者の自分がこれからカメコしたいなーという方に向けて役に立つかも知れない(立たないかも知れない)ことを書いてみたいな、と。

あ、ここでいうカメコはアイドルのライブを撮影するカメコを想定しています。コスプレとかのカメコは対象外ですので(自分に経験がない)ご容赦ください(コスプレカメコ界隈は暗黙の了解がいっぱいあって大変そうだなーというイメージ。コンデジはダメとかフルサイズセンサーじゃなきゃイヤとか…)。

カメコになったきっかけ

 歌2推しの動画撮影イベントというのがありまして。そのときはスマホで撮ったんですが、回りが結構なカメラを持ち込んで撮ってたのですね。カメラに一切興味が無い人生だったのでそもそもカメラで動画が撮れるのも知らず…で、そのスゴイカメラの人たちは写真も撮らせてもらってたんですね。あ、これはいいなと思い、次に撮影できるイベントまでにはカメラを用意しようと思ってたら翌月に早くもライブ撮影できるイベントが。そこで購入したのがこちら。

 

SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

 

 SONYのRX100です。選んだポイントは以下の通り。

  • そこそこお手頃なお値段(2017年8月当時約4万円)
  • 1インチセンサー
  • ネット検索での評判がすこぶる良かった

今でこそカメラのお値段はそこそこ理解してるんですけど、当時は全く分かってなくて。まず画素数しか比較対象を知らなかったんですけど、これはデジカメ初期からカメラメーカーは画素数戦争をずっとしてきたじゃないですか?自分が知ってる限りCASIO QV-10の25万画素から始まって200万画素クラスでかなり綺麗になって、気づいたら1000万画素超えてて、今は2000万画素とかじゃないですか。え?カメラ詳しいじゃないかですって?週刊アスキーとかの読者だったんで見てはいたんですよ。あと一応必要に駆られて歴代で3台くらいは所有してました。

で、その2000万画素クラスが1万円くらいで買えちゃう。でも2万するのもある。その違いがわからなかったんですね。何が違うんだと調べてみたらどうもセンサーサイズというものがあるらしいと。安いのは小さい。高いのは大きい。で、このRX100は1インチサイズで、1インチというのは大型らしいと。今思うとコンデジの中では大型というだけなんですけど。

フルサイズ>APS-Cマイクロフォーサーズ>1インチ>2/3インチ・・・

みたいな感じでざっくり言うと大きければ大きいほど綺麗に撮れるという。じゃあRX100を調べますか、と検索してみたらこれがとても評判がいい。購入時で5年前の商品がいまだに生産されていて、しかもそれなりに売れていて評価も高い。じゃあこれかなという感じで。あ、選んだポイントに「お手頃なお値段」と書きましたが多分ウソです。当時は高いと思ってました。今なら性能に対してこのお値段なら納得するんですが、やっぱり1万円で済む物に4万出すのはお高いです(スペックの違いはともかく)。

 で、イベント当日撮ってみたんですが…まー難しい。自分で設定を変えて撮るなんてとてもできないのでAutoで撮るんですが、これがもう。Autoって「はいチーズ」って撮る用なんですね。ライブで動きまくってる人を撮る用にはできてない(当たり前)。動きを止めてくれてるときに撮った分くらいしかまともに見れるのがないわけですよ。次に撮影できる機会までに腕の方をなんとかしないと…(その後機会は訪れてないわけですが)

そこで思い出したのが歌1推し。こちらはいつでも撮可なのでライブに行けば撮れます。自分なりに前回何が悪かったのかを調べて設定を変えてみたり。するとそこそこ撮れてたりするんですね。なるほどこれは面白い。次は設定をこうしてみよう、よくなった!じゃあ次は…みたいな感じで半年ほど。自分なりの設定が分かってきました。同時にこのカメラでのライブ撮影の限界みたいなものも見えてきまして。

自分なりの設定や厳守事項を書き出します。

  • シャッタースピードは1/250秒以下
  • ISOはなるべく低く(上限は1600くらい)
  • F値はなるべく小さく(ただし望遠にすると大きくなってしまう)
  • 最前死守(これが難しい)
  • フラッシュ・ストロボは絶対OFF!(当たり前)
  • AF補助光もOFF!(意外とやってない人いる)
  • シャッター音もOFF!
  • カメラを頭より上に上げない(当たり前)
  • RAWで撮る(意味が理解できたら)

 シャッタースピードは1/250秒以下

シャッタースピードはその名の通りシャッターを切る際のスピードなのですが、これが早いと動いてるものが止まっているような写真が撮れます。遅いとブレます。Autoで撮ったときは1/8秒とかになっててブレブレでした。ただし早くしすぎると写真が暗くなります。光を取り込む時間が短くなるからです。これが後から出てくるISOとかF値と密接に絡んでくるのです…この辺理解するのが自分頭が悪いもので難しかった…

1/250秒で撮ってるのは歌1推し(ソロ歌手)です。ダンスや振り付けがあるわけではないいわゆるシンガーなのでこれくらい。暗いライブハウスではもうちょっと遅くする時もありますが、まあブレますね…明るい場所(屋外等)だと1/500秒とかで撮ることも。

歌2推しはバンドなので動きが激しいです。なので1/250秒だとちょっと遅いかな。1/320くらいを最低ラインにして1/500とか1/640くらいで撮りたいです。が、こちらも暗い場所が多いのでそんなシャッタースピードで撮ったら真っ暗写真になりますね…

歌3推しはダンスをするアイドルなので撮れるなら1/320くらいですかね。以前1回だけ昼間の屋外で撮影できたのですが、そのときは1/640で撮りました。ブレはなかったんですが、天気が良すぎて明るすぎましたね。もっと早くするかF値を上げれば良かった…この辺は経験を積んでいくと瞬間的に対応できるようになるのかもしれません。練習大事。

ISOはなるべく低く(上限は1600くらい)

むかーし昔、フィルム時代にISO100とか400とか800とかパッケージに書かれていたのを覚えている方はいるでしょうか…当時はフィルム1本同じISOで撮影しなければならなかったようですが、今は1枚ずつ設定できます。デジタルスゴイですね。

ISOは感度の数値でこの数字が大きければ大きいほど暗い場所でも明るく撮影が出来ます。え!便利!じゃあ暗いライブハウスではISOを最大にすれば明るく撮影できるじゃん!と思ったあなた、半分正解です。確かにISOを大きくすれば暗い場所でも明るく撮影が出来ます。ただしISOを大きくするとノイズと呼ばれる荒れが発生します。ようするに汚い写真になるってことです。これは撮影後の処理(現像やレタッチ)ではどうしようもないかな、と。逆に暗い分にはあとから明るくすることもできるので(そのためにはRAW形式で撮影する)自分は画質優先で撮ってます。

ライブハウスだとISO400から800くらい。めっちゃ暗いとこでも1600くらいまでにおさえたい。3200はこのカメラだとちょっと見るに堪えない画質でした。これがセンサーサイズの大きいAPS-CやフルサイズカメラだとISO6400とかで撮ってもかなり綺麗に撮れてるので(他カメコの設定をチラリと見たり、ネットのライブ記事写真にExif(撮影時の設定数値等)が残ってるのを見たり)大きいセンサーいいな、と思います。

屋外だとISO100(一番小さい数値)で撮りたいですね。これはめっちゃ綺麗に撮れます。ピントがしっかり合ってると距離にもよりますが毛穴まで写ります。屋外撮可は本当に楽しいです。明るいのでピントも合いやすいですし(暗いとAFが迷ってなかなかピントが合わない)。

シャッタースピード(SS)とISOの関係ですが、SSを早くすると暗くなる→ISOを大きくして明るくする→画質が落ちる→となるのでいい具合の数値を設定するわけです。で、自分が今使ってるカメラは2台あって、どちらもそうなんですが写真が暗い状態だとISOの数値部分が点滅するんですね。おそらく「このまま撮ると暗いよ!ISO上げて明るくして!」という警告だと思うんですが、そのままでも撮れちゃうんですね。これってもしかして他のメーカーのカメラだとシャッター切れなかったりするのかもなーと思ったり。このカメラは無茶な設定でも撮ってくれるのでありがたいです。正しい使い方ではないのかもしれませんが。

F値はなるべく小さく(ただし望遠にすると大きくなってしまう)

自分が上手く理解できなかったのはこれですね。F値、絞りとも言いますがこの数値が小さいと明るくなるのとピントが合う距離(奥行き)が狭くなります。大きいと暗くなってピントが合う距離が広くなります。一眼ユーザーが撮りたい「ボケのある写真」を撮るにはこの数値をいじるわけです。が、ライブハウスで写真を撮るならボケるボケない関係なくとにかくこの数値をなるべく小さくして撮ります。まあ小さくすれば結果ボケるんですが。正しい知識はググってもらうとしてこの数値が大きくなると暗くなります。小さくなると明るくなります。このカメラの最小F値は1.8です。結構いい数字です。じゃあいつでも1.8にしとけばいいんじゃ?と思うとそうもいかない…望遠を使うとF値の最小値が大きくなってしまいます。

スペックを見ると「F1.8(ワイド端時) -4.9(テレ端時)」と書いてあります。ワイド端は望遠を全く使わない状態のこと。その場合はF1.8で撮れますよ、ということです。テレ端は望遠を最大にした状態のこと。最大にするとF4.9までしか小さくなりませんよ、ということです。このF4.9はライブハウスでは結構暗くてですね…最大望遠ではほとんど撮ってなかったようです。中間くらいの望遠にするとF3.5くらいになるのでそれでなんとかという感じでした。

写真の明るさと画質はSS、ISO、F値に支配されているということがなんとなくおわかりいただけたかな?と。SSを早くすれば暗くなる。暗いからISOをあげれば荒くなる。望遠を使うとF値が上がって暗くなる。半年くらい撮影をしていた頃にはこの辺がなんとなく理解できてきて、このカメラでの限界みたいなものが見えてきました。仮に一眼を買った場合どういうレンズを使うのがいいのかな?と調べてみると望遠を使ってもF値が上がらないレンズがある!ということに気づいたのですね。なにそれすごい!と思ってよく見るとお値段もすごい!的な。ああこれが沼というものか…という感じです。それはさすがにムリだけどコンデジでそういうのないのかしら?と調べると…あとで書きますね。

ってかこの記事めっちゃ長い…もう書き始めて2日目なんですが全然終わらない…これ読む方も大変だし、ってか読む人いるのか?まあ検索でひっかかってちょっとでも問題解決のきっかけになってくれたらいいですな。自分はたくさんのブログ記事を読んでようやく理解したので…

最前死守(これが難しい)

さあここからはサクサクいきたい。望遠使うと暗くなる。じゃあ人力ズーム!ってことで一番近い場所から撮影しようと思うわけですよ。あと前に人がいると隙間から狙うことになるのでこれも難しい。で、最前取りたいんですが当然他のカメコも同じように考えるわけで戦争です。静かな戦争。整理番号のあるライブではチケットを早くおさえて入場順を1番でも早くすることで前に入ります。これはどの界隈でもそうですね。番号がないライブは整列順になるので開場前から並んで場所取りです。開場1時間前くらいから並んで最前に入ります。リリイベなどもフリー入場なのでこちらは開演1時間前くらいから。まだステージの用意すら出来てないときから場所取りをするのでちょっと申し訳ない気持ち。

フラッシュ・ストロボは絶対OFF!(当たり前)
AF補助光もOFF!(意外とやってない人いる)

カメコやるなら購入即設定!くらいしてほしいとこです。暗いライブハウスでバシャバシャやってたら演者にも迷惑だし絶対ダメです。が、意外とやっちゃう人います。気をつけよう。そしてこちらは分かってない人が結構いるようなんですが、AF補助光というのがありまして、赤い小さな光がシャッター切る直前に光るんですね。フラッシュのようにバシャッと光るわけではないので自分が出してるのを気づかない人が結構います。ライブ中に他の人に注意されて設定変えられればいいんですが、どこで設定できるのかわかってなかったり手間取ってたりして、演者を目の前にしてそれはないだろう的なことになるので要注意です。結構立派な一眼持ってる人でもピカピカ光らせてますからね、これ。中には近くの人に注意されても「自分じゃない」と言ってずーっと光らせてる人もいました。最悪です。全カメコ気をつけましょうね。

シャッター音もOFF!

これはオフに出来るカメラできないカメラあると思うので難しいんですが、オフに出来るならオフにして!できないならシャッター切るシーンを考えて!ってことです。自分が使ってるカメラ2台はどちらも完全にオフにできるので常時オフでやってます。が、一眼とかミラーレスは構造上どうしても音が出ちゃうようなんですね。で、自分も一眼を検討してたときに店頭でちょっと試してみたんですが、結構な音が出るのでライブ撮影にはダメだな、という結論。盛り上がる曲のときはいいんですが、バラードなどの静かな曲ではシャッター音のほうが目立っちゃうな、という感じです。

カメラを頭より上に上げない(当たり前)

これはカメコというよりはスマホで撮る人たちのほうが多いんですが、頭より上に上げて撮影する人が正直邪魔です。カメコは割と普段から気をつけてるとこだと思うんですが、スマホは軽いし片手で上げられるので気軽にあげちゃうんですよね。前の人が上げてるからそれより上に上げようとするので後方に行けば行くほど高く上がってるという。あとひどいのはタブレットをあげるヤツ。後ろの人の視界を遮ってることに気づかないんですかね?気づかないからやるんですね。とはいえ自分も撮影してるとどっぷり入り込んじゃうんで気をつけようと思います。

RAWで撮る(意味が理解できたら)

いわゆるカメラ・写真系のブログを見てると「RAWで撮ろう」という言葉がよく出てきます。RAWがファイル形式であるということはわかってたんですが、メリットがいまいち理解できなかったので最初はJPEGで撮ってたんですね。が、どうしても暗い写真になってします。JPEGを加工するには限度がある。ということでRAW撮影をするようになりました。が、RAWはいわゆる生データ。加工前データなんです。これを加工してJPEGファイルを作るんですが、自由度が高い反面、きちんと処理をしてあげないとカメラが自動で吐き出すJPEGよりもひどい写真になる。RAWを扱えるソフトは無償・有償いろいろありますが、いくつか試して結局有償の「Adobe Lightroom」になりました。月1000円くらいです。無償ソフトは処理が重かったり固まったり落ちたりで使えませんでした。

RAWから現像するようになって多少暗く撮っても後から明るくできるのでISOを下げて撮るようになりました。性能をこちらでカバーできます。便利なんですがJPEGだけで撮るより容量が大きくなるので大きなメモリーカードが必要になりました。このカメラはRAW撮影ができるものでしたが、コンデジにはRAW撮影ができないものもあるようです。最初はJPEGでもいいけど将来的にはRAWで写真をいじりたい、という場合は購入前に確認したほうがいいですね。一眼やミラーレスは大丈夫だと思います。

いいカメラが欲しい!

カメコ始めて半年ほどでこうなるわけですよ。カメラの設定もいじれるようになって限界とまではいかないまでももうちょっと綺麗に撮りたいと思うようになり。そこで自分が欲しいスペックをまとめてみました。

  • もうちょっと明るく撮りたい
  • もうちょっと望遠が欲しい

他にも細かいのはいろいろあったと思うんですが、大きいのはこの2点。当初はミラーレスとか一眼レフを中古で、なども検討してたんですがやはり予算が足りないのと、これかな、と思っていた機種のシャッター音が意外とうるさくてですね。これライブ中に鳴らしちゃダメだろ!みたいなこともあり。この辺はカタログスペックだけではわからない部分ですね。店頭で触ってみて気づきました。で、どうしたかというと…

 こちらに狙いを定めてですね。ネットショップやオークションなんかをウォッチし続けまして。状態の良さそうな個体を相場より若干お安く入手できました。こういうの、得意なんですよね、自分。

SONYのRX10M2です。RX10の2世代目。現在4世代目のM4まで発売されています。特徴としては

他にも細かいものはいくつかあったと思うんですが、購入前にピンときたスペックはこれくらい。センサーサイズはRX100と同じ1インチなので多少改良されてるかもとはいえそんなに変わらないだろうと。そうなると200mm望遠でもF2.8で撮れるのは暗いライブハウスではなかなかのスペックなんじゃないだろうか、と思いました。RX10シリーズを紹介するときによく言われるのですが、200mmF2.8のレンズを一眼で買うとなると、サードパーティの安いもので6万~、純正だと15万とか20万とかします。サイズも特大。そんなスペックがコンデジについててお値段定価で14万くらい?なのでお買い得!というキャッチコピーがよくついてます。

カールツァイスレンズはなんかどっかで聞いたことはあってなんかすごいんだろうなぁ、という印象でした。

見た目が一眼はまあどうでもいいっちゃあいいんですが、カメコやってると回りはほぼ一眼、しかもガチ度高い現場だとフルサイズ一眼ばかりでミラーレスですらおもちゃのように見えてしまうという…そんな中でコンデジコンデジのRX100でカメコやるのはさすがに恥ずかしいんですよね(笑)というわけで見せかけだけではありますが、RX10シリーズは一眼カメラに見えるのでそんなに遠慮しなくて済むという(笑)カメコの世界もマウンティングあるみたいですしね。どこの世界もめんどくさいな…

ちなみに第3・4世代のM3・M4は望遠が600mmまで伸びました。が最大望遠時はF値が4になります。M2はF2.8通しです。個人的には600mmはいらないのとF値が可変ってのが自分の使い方には合わない気がしてそちらは候補から外しました。ええ、お値段もそうですよ。M4は新品だと18万くらいでしたからね…あ、でも店頭で触ってみたんですがAFの速さはM3までとは比べものにならないくらいでした。あのAFをM2に載せて欲しい…

長い…これホントに誰が読むの…?すんません、あと少しで終わります、多分

実際にRX10M2の使い心地なんですが、期待していたほど全ての問題が解決できたわけではなかったな、という印象です。これはおそらく1インチセンサーの限界だと思うんですが、やはり暗所には弱いです。これはどうしようもないらしい。ライブハウスの暗い照明ではF2.8通しですら厳しいです。が、RX100よりはよく撮れます(当たり前)。あと照明次第ではあるんですが、スポットがしっかり当たるライブハウスだとそこそこ撮れます。自分の好きなライブハウスってのがあるんですが、そこだと割といけるって感じでした。

望遠200mmは自分の環境では必要十分という感じでこれは満足しています。ライブハウス最前・2列目あたりをキープできればしっかり撮りたい画角で撮れます。100mmだとバストアップくらいまでしか撮れなかったのが200mmになると顔面アップになる感じ。で、そうなるとF2.8通しが効いてる感じですね。今までは暗かった画角でもそこそこで撮れます。

あとこれはスペック表からはわからなかったんですが、RX100とくらべてAFがかなり早いです。これも暗所では厳しいんですがそれでも良くなってるのがわかる。あと連写も速くなってますね。ライブ写真は基本連写で撮って後からいい表情の写真を選ぶので連写が速いとそれだけいい写真が撮れやすいです。が、SDがあっという間に埋まるので容量が大きくて書き込みが速いSDに買い換えました。これなかなかの出費です…

もうひとつ、これはあまり期待していなかったんですがRX10M2には「瞳AF」がついてるんですね。これ便利!割とちゃんと効いてくれるのでこれのおかげでピンボケ写真が大幅に減りました。

で、たまたまこのカメラで屋外ライブ撮可に行けたのですが、こちらは素晴らしかったです。見る人が見ればやっぱりわかるんでしょうが、自分的には明るい屋外で撮可は初めてだったこともあり、こんなに綺麗に撮れるのか!と驚きの連続でした。明るい場所でのAF性能、瞳AFの追従が素晴らしくしっかり目にピントが合った写真がバシバシ撮れました。惜しむらくはこの撮可、推しじゃないんですよね…

そんな感じでカメコやってみてるんですが、前にも書いたとおり歌3推しの登場で歌1推しにはあまり行けてないんですよね…歌3推しは撮禁です。となるとカメラの使い道が…