おたく Back Again

声優・歌手などなどを推してるおたくです

コロナ後のドルオタはどうなるか

どうも、自粛生活楽しんでますか?オタクです。自分は先週あたりストレスのピークに達してまして。原因はわかりやすくて、仕事のストレスをライブで解消できないからなんですね。自分で思っている以上に推しに依存してることがこの2ヶ月ほどでよくわかりました。

さて一部地域で緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開し出しました。それ自体はとても喜ばしいことですが、残念ながらアイドル活動の中心であるライブハウスはクラスターが発生したということもありまだ自粛せよ、もしくは行くなと言われている状態ですね。解除の優先度としては一番最後になりそうです。

一方、政府からこんな基準が出されました。

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屋外200人以下という基準をアイドルライブにあてはめると…TIFなどの大規模イベントは無理として、200人で金銭的に成り立ってそこそこ広い会場で…となると屋外イベントスペースのあるショッピングモールでのリリイベなどでしょうか?三浦海岸で毎年やってる音霊なんかは屋外イベントになるんですかね?屋根あるから屋内?

そして大多数のアイドルライブはこちらが適用されると思うのですが、「屋内100人以下で定員の半分まで」というのはキャパ200のライブハウスに100人まで客入れるのはアリ、という基準ですね。ド地下イベントならこれ全然余裕なんですけど(フロアの客1桁とか普通にあるので)集客力のあるアイドルは厳しいですね…

正直まだ当分は営業再開が許されないと思ってるので(政府や自治体による自粛要請以外にも周辺住民の感情的な部分も含めて)無観客配信ライブに対応できるように準備してるライブハウスも多いようです。ただしこれは見るこちら側もいまいち入り込めないのと同様に、演者側も誰も居ないフロアに向かってライブをするというのが精神的に厳しいという声もあるようで。ライブは演者と客の双方向リアルタイムコミュニケーションなので、例えばコメントが書き込める配信サイトならコメント部分をライブ中にも読めるように大画面で表示して演者に常に見えるようにするとかできたら少しはマシになりますかね?

配信ライブ、考えようによっては無限のキャパがあるライブハウスという言い方もできるわけで(同時接続数が多くなったときにトラフィック的に配信サイト側がどこまで耐えられるのかという問題はありますが)チケット争奪戦になっていたような有名アーティストの公演が無制限に見れるようになるかも知れません。またアーカイブを残せば時間の制限もなくなるわけです(リアルタイム性はなくなりますが)。

また今までは指定日時に来れる人しか見れなかったライブが全国どこにいても見れるようになる、これはほとんどが東京を中心に活動してる地下アイドル界が場所の制限を受けなくなるというメリットもあります。逆に地方で活動しているアイドルが東京のオタクに見てもらえるチャンスにもなります。

あれ?これってなんか昭和から平成前半くらいまでのアイドルって感じじゃないですか?違うのは昔のアイドルはテレビに出れないとアイドルができなかったけど、現代は配信サイトとSNSを使えばなんとかなりそうな感じ。

ライブハウスはもしかしたらライブ配信専用スタジオ的なものに業態変更というのもアリなのかもしれません。ステージとPA卓とカメラ設置スペースがあれば…なんかこれもテレビスタジオ的ですね…

生配信は音が悪い、ということが言われていたりするのですが、ここをクリアできるノウハウをいち早く作ることが出来れば配信時代のライブスタジオという業態が出来上がるのかも知れません。こういうノウハウってテレビ局とか音楽番組の制作スタッフさんなんかがいろいろ知ってそうですね。そこらへんと通信技術(通信量だったり遅延の問題)あたりが上手いこと解決すればなんか次世代のアイドル活動に繋がりそうな…知らんけど。

コロナ時代(って言葉あんまり好きじゃないんですけど)のアイドルは一周回って昭和的な距離感で、でも使う技術は最新のもので応援することになるのかもしれませんね。