おたく Back Again

声優・歌手などなどを推してるおたくです

地下アイドルの無観客有料配信はデメリットしかない?

stay homeが4ヶ月目に突入したオタクです、どうも。

世間的には緊急事態宣言が解除され、街には少しずつ(大都市はかなり)人が戻ってきましたね。そんな中でも我々オタクが待ち望んでいるアイドルのライブはまだまだ開催できそうにありません…観客同士の距離を取る、ステージと観客の間にビニールシートなどを張る、観客は着席のみなどなど様々な条件をつけられていて、それらを順守して開催しようとするととても採算が取れるものではないということがわかってきました。

そういった動きは別にして、アイドル側はそろそろ集まってレッスンを再開したりリモートではない配信をしたりし始めています。「○ヶ月ぶりにメンバーに会った!」とか「レッスンが再開されました!」のようなツイートをこの数日で多く見るようになっています。今までは外に出ること自体が悪、という風潮だったのが今はそこまでではない感じになりましたね。個人的には在宅勤務をもう少し続けたかったですが…(週3通勤になりました)

レッスンが再開されたということは次の段階はライブ活動ですね。しかしまだ客を入れて行うのは難しい(ルール順守では採算も取れない)。となると無観客配信ライブをやる流れになるでしょう。ライブハウス側もこの自粛期間中に配信機材を揃え、使用料を低く抑えてなんとか稼働を増やしたいと準備してきたようです。推しの歌う姿を3ヶ月ほど見れていないわけで、配信とはいえライブ活動の再開はとても楽しみにしています。

ここで配信ライブを有料にするか無料にするかは運営の考え方が表れるところで興味深いですね。重要なのはターゲットをどこに置いているかということです。既に推してるオタクは有料だろうが無料だろうが見るしその後の特典会(zoom特典会とかやってますね)なり物販(グッズやランダムチェキ販売)でもお金を落とすでしょう。しかしこのstay home期間に興味を持ったオタクにとって有料配信はなかなかハードルが高いのではないかと。ちょっと気になる程度でお金を払って見てみようと思うか?というと難しい気がしています。

もちろん配信ライブをするのに経費がかかっているのでどこかで回収しなければならないのはわかります。有料にして視聴者を絞ってもやっていけるだけの規模(オタク数)ならそれでもいいと思います。とはいえ地下にいる以上、どこかのオタクを奪って成長していかないといけないわけで、そのためには入り口は広くしておかないといけないかな、と。まして以前のように対バンやフェスで他のアイドル目当てで来てるオタクをパフォーマンスで奪い取る、ということが配信では難しいですよね(今のところ配信ライブで対バンはなくはないけど少ないです)。「ライブを見てもらう」ことが以前よりもハードルが高くなってしまったと感じています。このまま観客を入れてのライブ活動ができない状態が続くようであれば有料配信ライブは「今いる」オタクだけが見るものになるのかもしれません。広がりのない世界。

有料でも例えば500円とか1000円程度ならお金出してみようかな、と思うオタクがいるかも知れませんね。自分もそれくらいなら推し以外のライブに出してみてもいいかなと思います。ただでさえライブが見れない期間が長引いてますし、そんな中でライブ活動してくれるアイドルをちょっとでも応援できればという気持ち。ただしそれも全く知らないアイドルに出そうとは思わないですね。せめて1回はライブ見たことあるアイドルです。この時期いかに新規に見てもらうのが難しいか。既存のオタクがどこまで支えられるか。アイドルもオタクもお互いに踏ん張りどころですね…